- 2008-01-02 (Wed) 0:42
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木下さんと角谷さんが監訳したアジャイル本。なんとか年内に読み終わった。このエントリーを書くのは2008年になってしまったけど。
アジャイルな開発者もそうでない開発者も
今までアジャイルな開発とは無縁だった人達も、既にアジャイルな開発手法を採用している人達、どちらの人達にも得るものがある本だと思う。前者の人達にはこれからの道標として、後者の人達には振り返りとして。ちなみに私は前者。
そもそも本書での「アジャイル」の定義は以下のようになっている。
開発がアジャイルであるということは、協調性を重んじる環境で、フィードバックに基づいた調整を行ない続けることである
つまり、開発手法がXPとかScrumである必要はないし、極端な話、組織とかすら関係なく開発者が自分1人だけでもアジャイルな開発は行なえる。なぜなら、未来の自分に対してフィードバックをすればいい話だから。アジャイルプラクティスにも1人で実践できるプラクティスがいくつか載っている。
悪魔の囁き、天使の助言
各プラクティスの構成は、悪魔の囁きに打ち勝つべく天使の助言を授かるという形ですすめられている。まさに表紙の通り悪魔 VS 天使の構図なわけだ。悪魔の囁きはちょっと表現がオーバーな気もするけど、そこが悪魔っぽいと言えば確かに悪魔っぽい。仮に悪魔の囁きにピンとこなかったとしても、天使の助言は聞いとくべきだし、なんなら悪魔の囁きを自分なりに変えてみるのもいいと思う。
まずは1つのプラクティスから
いくら天使の助言を聞いたところで、それを習慣にしなければ意味がない。アジャイルプラクティスには全部で45のプラクティスが掲載されているが、流石に一度に全部実践しようと思ってもまず無理だ。とりあえず自分にとって重要なプラクティスを1つ選んで、それが習慣づいたところで次のプラクティスに進むのがいいと思う。(プラクティスによっては複数同時に実践できるかもしれない)
この辺に関しては「第9章 終章:アジャイルへ踏み出す」を読んでもらえればいいと思う。アジャイルへ踏み出すと言うタイトルからもわかるように、この本を読んで終わりじゃいけない。むしろ読み終わってからが本番なのだろう。
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Venkat Subramaniam Andy Hunt 木下 史彦
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